NTPサーバーを構築して、サーバーのシステム時刻を日本標準時間に合わせる。
(1)NTPサーバーインストール
[root @ホスト名 ~]# yum -y install ntp ← NTPサーバーインストール
(2)NTPサーバー設定
[root @ホスト名 ~]# vi /etc/ntp.conf ← ntp設定ファイル編集
上の画像の行の下に「restrict 192.168.1.0 mask 255.255.255.0 nomodify notrap」と記述する。記述されていれば改めて記述する必要はない。(内部からの時刻同期を許可)
上の画像の下3行を以下のように書き換えましょう。
↓ 時刻同期先NTPサーバーを変更
server ntp.nict.jp # 日本標準時を提供しているNTPサーバー(stratum 1)
server ntp.jst.mfeed.ad.jp # 上記サーバーと直接同期しているNTPサーバー(stratum 2)
server プロバイダのNTPサーバー名 # プロバイダのNTPサーバー※
※自分が契約しているプロバイダがNTPサーバーを提供している場合はプロバイダのNTPサーバーを指定する。
(3)NTPサーバー起動
NTPサーバー起動時に大幅に時刻がずれているとNTPサーバーが起動できないので、いったん、手動で時刻を合わせる
[root @ホスト名 ~]# ntpdate ntp.nict.jp ← 手動で時刻を合わせる
[root @ホスト名 ~]# /etc/rc.d/init.d/ntpd start ← NTPサーバー起動※CentOS6,5の場合
[root @ホスト名 ~]# chkconfig ntpd on ← NTPサーバー自動起動設定※CentOS6,5の場合
(4)NTPサーバー確認
[root @ホスト名 ~]# ntpq -p ← NTPサーバーへの時刻同期状態確認
※NTPサーバー名の前が空白の場合は時刻同期中の状態
[root @ホスト名 ~]# ntpq -p ← 約10分後、再度NTPサーバーへの時刻同期状態確認
※NTPサーバー名の前に*または+が表示されれば時刻同期完了の状態